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専用機は素晴らしいとミニスーファミを見て思う

任天堂から出ているミニスーファミを触ってみて、改めて専用機はいいなと思った話です。

ミニスーファミとは

正式には「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」のこと。以下、ミニスーファミと省略します。

ミニスーファミとは任天堂が2年ほど前に出した、スーパーファミコンの復刻版のこと。 スーパーファミコンと同じ形状でミニサイズ、カセットなしで30本ほどの人気タイトルが遊べる、テレビにつなげることができる機械です。 互換機やらマジコンやらいろいろ出ていましたが、任天堂公式で出していることで安心感があります。 エミュレータや互換機、マジコンで問題になるのはソフトが起動するか、サウンドなどの再現がきちんとできているか、コントローラーの耐久性や入力に遅延が発生しないかなどがありますが、その全てを完璧に満たすものはなかなか難しいです。特にアクションゲームでのコントローラ遅延は致命的です。 (大前提としてゲームのROMイメージはどうだという話はありますが、それは割愛ということで。)

ミニスーファミはこれらの問題点をクリアしています。

専用機は素晴らしい

スマホのように何でもできる汎用機がもてはやされる中で、専用機は一定のニーズがあり生き残っています。 例えば私の持っているもので言うと、

他にもテキスト打ち専用端末のポメラなんかかが世間でははやりましたね。

専用機はなぜ素晴らしいか

個人的に優先するポイントは機動性と性能 物によって違うので、表でまとめてみました。該当する指標にチェックをしています。 基準はスマホと比較した場合でかつ個人的主観です。

機動性 性能
読書
メモ
暗記カード
カメラ
電子マネー
腕時計

機動性とは、使いたいときに素早く使うことができるか。 時計なんかがわかりやすい例です。使いたいときに少ないアクションで使うことができるか。

性能とはそのままです。どれだけのことができるのか。 特に私の場合は写真が極端かもしれないです。 旅行にはやっぱり一眼レフです。例え重くなっても、数本のレンズをもっていきます。 (しんどい時には単焦点の明るいレンズ1本勝負)

書籍やメモはスマホだけでなく紙媒体との戦いもありますが、今回は触れないことにします。

ミニスーファミが素晴らしい点

ミニスーファミには様々な代替手段がありますが

  • 必要なものがオールインワンパッケージ
  • スイッチ起動だけで利用できる。
  • コントローラーは反応性、耐久性共に最高(コンシューマ機レベル)
  • 価格もお手頃(定価7,000円ほど)
  • ソフトラインナップも、多くの人がある程度納得できるラインナップ

と、そもそもゲーム普通に求められる安定性、耐久性に優れていることです。 PCを起動することもなく、著作権対応(ROMイメージ吸出し)をしなくてもいいし、ゲームパッドの相性に悩まされる必要もないし、面倒な設定も必要ないです。おかげで、ゲームをゲームとして遊ぶことができるようになりました。

10年ほど前、プレステがエミュレーターで動いた時には感動しました。 しかし動かすことが目的になってしまい、肝心のゲームは大してやらずに終わってしまうことがままあります。手段が目的化しているというやつですね。

つい2年ほど前にもRaspberry Pi 3でRetroPiを導入してPSゲームを起動しました。 でも、懐かしの「太陽のしっぽ」を30分くらいやって、それで満足してしまいました。(セーブができなかったという理由もありますが。)

ようやく、そのような不毛な行動に終止符を打ち、目の前のゲームに集中できそうです。

ゲームライフの開始

ということでこの数週間、本当に久しぶりにゲームをやるようになりました。今はFF6をクリアすべく毎日テレビに向かっています。 目指せゲームは一日一時間!

余談

  • 実は最初はミニファミコンを買いました。しかし思った以上に楽しかった。 本格的に遊ぶために、コントローラーが大きくてマリオカートのできるミニスーファミに変更することに。メルカリで4,500円でした。(5,000円と少し出せば安定して購入できます。)
  • 大人になったからと言ってもゲームの腕は変わらないようです。むしろ低下しています。ストⅡの昇竜拳が相変わらず出せません。
  • 専用機が好きと言いつつ、10徳ナイフ的なものにも心焦がれます。MobilegearとかClieとか大好きでした。 時と場合によって、汎用機の魅力は実用性を超えることがあるようです。人間の感性を理論化することは難しい。
  • 汎用機であり、かつ専用機よりも実用性が高ければ最高です。私の環境の場合はFMラジオと音楽プレイヤーが該当します。