言語化し構造化する

日々成し遂げたこと、考えたことの整理

将棋を始めてみることにした

40歳近いですが、今から将棋を始めることにしました。 昨日決めました。

始めた理由:暇だから

人生は暇つぶしです。

この暇な時間を有意義に使う方法はないかと、書店をうろついていて将棋の本を見かけて決めました。

いい年した素人のおっさんがゼロから学んでそこそこになるという、テレビ番組でよくあることをしたいと思ったわけです。

できれば自信になりますし、できなければ自分自身の身の丈を知るいいきっかけになります。どちらに転んでも失うものはありません。

今の実力:ゼロ

現時点では全く経験がないです。具体的に書いてみると

  • 小学校くらいの時にクラスに将棋盤があり、触ったことはある。
  • 将棋の駒の動かし方は一応知っている。
  • 基本的なルールは知っている。しかし、細かいことはわからない。
  • 棋譜は当然読めない。定石なんかもわからない。(言葉としては聞いたことがあるが。)

という感じ。初心者ですらないです。

目指すべきゴール:アマ初段

素人からの脱却を図りたい。 とある本にはこんなことが書いてありました。

初段(アマなのかプロなのかは不明)は、才能に関係なく適切なプロセスで適切な学習・練習を行えば到達できる領域

当然、そのために必要な時間は人それぞれでしょうが。勇気づけられる言葉です。実際に到達して、そんなことを言ってみたいです。

アマ初段の認定のための手段も今ではいろいろあるみたいです。

  1. 道場で対局して認定を受ける
  2. アマ大会の参加と成果を残すこと
  3. 将棋雑誌に出題される問題への回答
  4. ネット対戦のサービスで実績を残すこと (将棋倶楽部24、将棋ウォーズなど)
  5. 将棋界に貢献すること

いろいろありますが、個人でちまちまやるにはネット対戦ですかね。 まずは対戦できるレベルにならないといけませんが。

達成までのプロセス:なるべく合理的に

才能のないおじさんには、ひらめきはありません。 創意工夫をしたいところですが、パターン認識のゲームだと割り切ることにします。

そのためには、きちんと定石を覚えることが大事ですね。

さっそく入門向けの本を買いました。羽生さんの本です。 将棋を上達させるために必要な考え方がきちんと体系化されています。

羽生善治のこれから始める人の将棋~強くなるための覚え方と練習問題

羽生善治のこれから始める人の将棋~強くなるための覚え方と練習問題

  • 発売日: 2016/02/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

まずはこの本をきちんと理解したいと思います。

  1. まずは駒の動かし方、ルールを体に染み込ませる → 学習&コンピュータ将棋
  2. 基本的な定石を覚える(終盤→中終盤→中盤→序盤) → 例題&コンピュータ将棋
  3. 自分の進行パターンを1つ決め、使ってみる → 学習&コンピュータ将棋
  4. 終盤の処理パターンの強化 → 日常的に詰将棋を解く
  5. 進行パターンを複数覚え、使ってみる →学習&コンピュータ将棋

このあたりまでは、手持ちの入門書と詰将棋の本を1冊買えばなんとかなりそうです。

ここまでできれば、ようやく対人デビューができると思うのでまずはそこまでを目指します。

直近の目標

まずは飽きずに続けられるかを見極めます。9月いっぱい、真剣にやってみて続けられるかを見極めます。

向いていないことがわかれば9月いっぱいでやめるかもしれません。(奥深さに絶望して)

それはそれで。