言語化し構造化する

日々成し遂げたこと、考えたことの整理

将棋を始めて1週間

2020年9月19日土曜日に将棋を始めてから1週間が経ちました。 ということで、一度振り返ってみることにします。

感想:いやー、難しい

何が難しいって

  • 用語がまだまだ分からないことだらけ
  • 筋と段がまだイメージできない(棋譜ならべが一苦労)
  • 棋譜の書き方の細かいところが難しい(▲5四銀左とか)
  • 定石書を読むこと自体が大変。
    • 表記の仕方が独特
    • 説明を盤に置き換えることが大変
    • 何でその手を選択しているのかがよくわからないことばか
  • 基礎的な盤面の配置も覚えるのが大変(囲いとか)
  • ぴよ将棋が強すぎ。対人戦なんて永遠に先のレベル

キリがないけど、とにかくいろいろわからないことだらけです。 新しいことを始めるというのは大変ですね。

大人になり、社会人生活も長くなると楽を覚えてしまいがちになるなと感じています。 多分、老化というよりも怠けですね。

今の実力:ぴよ将棋12級

ぴよ将棋とはAndroidiOSで遊べる無料の将棋ソフトです。 オフラインでも使えるので重宝します。タブレットに入れています。

最初は一番簡単なレベル(15級)にも負けていましたが、今日12級の相手に勝つことができました。 徐々に進歩している感じで楽しいです。

この1週間でやったこと:計画・準備と基礎トレーニングの開始

用意したものは以下の通り。

藤井聡太さんは小さいころ駒落ち定石→羽生の頭脳で基礎力をつけたそうです。 (本当かはわかりませんが、幼稚園のころに駒落ち定石を1年で記憶したとか)

  1. 書籍
    • 羽生善治のこれから始める人の将棋 → 初歩的な知識を身に着けるために。一応読破した。
    • なぜ?で始める将棋の基本 → 上記と目的は一緒。多少気楽に読める
    • 【決定版】駒落ち定石 → 将棋教室でも最初に進められる教科書
    • 羽生の頭脳:全10巻 → 平成4年4月発売だが評価は高い。
    • 将棋世界2020年1月~10月 → Amazon Prime読み放題の対象だったので
  2. 対局をするための道具

そのうちに詰将棋の本も欲しいですが、ひとまずは必要なものはそろいました。 あとは地道に学習するのみです。

現在の心境と今後の予定をつらつらと

しばらく将棋を続けることにします。2年は嫌でも頑張って続けることにします。 (合わないならその時点で見切りをつけます。)

将棋を指すこと自体はとても楽しいです。徐々にですが強くなり、「趣味は将棋です」と言えるようになるくらい頑張りたいと思います。

  • 将棋はひらめきではない。基礎力をつけることが非常に重要ということが実感できた。
  • 将棋において駒を置く選択肢は無限にある。考えているときりがない。考えない(候補を絞り込む)ためにも定跡を覚えるのは重要
  • 将棋がすぐにうまくなるコツやノウハウなんてものはない。(素人同士なら別ですが。)
  • 羽生先生の偉大さが分かった。(正確にはわからないが、途方もないということが)
    • 「羽生の頭脳」が出版されたのは羽生先生が21歳の時。この時点で10冊にわたる定石書を書き上げることの大変さはすごすぎてイメージができない。
    • 棋士という極めて特殊な職人の技を体系的にドキュメント化をすることは相当な苦労があったことと思います。試合でのパフォーマンスだけでなく、その能力を言語化して他者に説明するということは非常に大変なことだと思います。(ビジネスマンでもコンサルとかがやってますが、あれはまだカワイイものです。)
  • 定石書の棋譜を追うにはぴよ将棋は便利。ぴよ将棋万歳