クアデルノを分解してみた
A4サイズの初代クアデルノ(FMV-DPP03)を分解してみました。
外周がツメで止まっているのでピックなどで丁寧に外します。
加えて、多くの箇所が両面テープで止められています。
背面のプラスチックは柔軟性があるので、ツメをあらかた外したら多少強引にばりばり剥がしました。
(安全に行くなら、多少ドライヤーで暖めた方が良いです)
電池が小さいですね。スペースにかなり余裕があります。
おそらくA4版とA5版で同じ物を使っているのでしょうね。
バッテリーは容量が2000mAh、型番LIS1633RDPC(SY6)。Sonyの記載があります。
型番で調べてみたところ、アリババなどでバッテリーも販売されているようです。
鉛筆がいっぱい
Wacom Feel Technology対応のデジタイザペンがいろいろ販売されています。
見かける度についつい買ってしまい、どんどん増えてしまいます。 その中でも特に鉛筆シリーズが好きです。 軽くてペン先が細いので書きやすいです。
以下、どれも同じ規格のペン先なので、使い回せてコスパが良いです。
- ワコム Hi-uni DIGITAL for Wacom CP20206BZ
- THIRDWAVE 三菱鉛筆9800 デジタイザペン(raytrektab用)
- Staedtler 180 22-1 Stylus Norisデジタル六角形
SuperNoteにペン差しを付けて持ち運ぶと気分がアガります。完全に自己満足です。
いまさら六角大王Superにはまる
ひょんなことから、六角大王Superを使うことになった。
きっかけは、
- Lineスタンプを作りたい。できたらうごくスタンプも
- 絵を描くのは大変。40個も作るの大変。でも絵の使い回しは嫌
- 3Dモデルを作ればポージングやアニメーションもできる。
- そういえば昔、六角大王を買ったな。。人体生成機能で遊んだだけだけど・・。
という、作りたいものがあるけど面倒くさい。何とか楽をしたいということからでした。
いざ始めて見るとおもしろい。
もっと早くやれば良かったです。(入門書も買っていたのに眺めているだけでした。)
この1ヶ月半で10体程モデリングをしましたが、単純なものでしたらある程度作れるようになりました。
ローポリゴンでさくっと作っても、曲面化(サブディビジョンサーフェス)で滑らかになります。
レンダリングでリアルな表示もできるし、アニメ調の表示にもできる。
あたりの用途には問題なく使えることを確認しました。
しかし、六角大王Superはもう販売停止なんですね。自分が使うには良いですが、他の人には勧められない。残念です。
とりあえず作ってみた牛。3Dモデリングはひたすら根気が必要な作業ですね・・・・。
オリジナルのVRM形式のアバターを作る
自分で作ったアバターで、オンライン会議に参加したい。
そのためにはVRM形式のアバターを作成する必要があります。
やり方を忘れないようにメモしておきます。モデルさえ出来れば、その後の作業は1時間もかからずに出来ます。
(モーフィングとか、小物の揺れはあきらめています)
準備するもの
- 六角大王Super6(ver6.4.1)
- Blender(ver3.3) + VRM_Addon_for_Blender-release.zip
- Unity(ver2021.3.10f1) + UniVRM-0.104.0_c466.unitypackage
プロジェクトを開いて、アセットフォルダから「Import Package → Custom Package…」を選択 - VRMLiveViewer
OBJ形式データの作成:六角大王Super6で実施
(好きなモデルを作り、ファイルを出力する)
以下、ファイルの出力の手順のみを記載
注1: モデルはTポーズで作成すること。
注2: 出力前に[立体]->[面の表裏設定]->[表裏を自動設定]を押しておくこと。そうしないと表示やウェイトの割り当てがおかしくなることがある。
[ファイル]->[書き出し]->[WavefrontObj]
[色とテクスチャを出力する]を選択
※ファイル名は半角英数字とすること。(そうしないと、テクスチャが正常に読み込まれない)
FBX形式データの作成:Blenderで実施
(モデルに骨を入れる)
Objファイルをインポートする。
※Obj形式のメニューは2つ存在する。legacyと記載のある方を選択すること
スケール・向きの調整
スケールは0.02倍、回転はZ軸に180度(回れ右)設定する。
骨を入れる
[追加]->[アーマチュア]->[VRMヒューマノイド]
すると骨が現れる(サイズがあっていないので以後、合わせる)
その前にいくつか設定を変更する
最前面に表示されるようにする。
骨を選択->[ビューポート表示]->[最前面]
骨の片側を編集すると、反対側も同時に動くようにする。
骨を選択 ->[ツール]->[オプション]->[X軸ミラー]
※骨を選択してTabキーを押して選択モードにしていることが必要
骨のサイズを大まかに設定する
骨の詳細を設定する
骨を編集モードにして、各関節が体のパーツに合うように位置調整を行う。
本体と骨を関連づける
オブジェクトモードにて、本体→骨の順番で選択する。その後、[オブジェクト]->[ペアレント]->[自動のウェイトで]を選択する。
動作確認を行う
骨を選択してCTRL+Tabでポーズモードになるので、関節を動かして動作を確認する。
※動かしたい関節を選択してRボタンを押すと動作確認しやすい
動作が意図しないものであるときは、ウェイトを調整を行う。
オブジェクトモードで本体を選択してCTRL+Tabでウェイトペイントモードに入ることができる。
該当の関節を選択して、影響範囲をペイントで変更する。
FBX形式でエクスポートする
テクスチャを含めるために、以下の設定を行う。
(パスモード=コピー、テクスチャを埋め込むのオン)
VRM形式データの作成:Unityで実施
(最終設定を行う)
FBX形式をインポートする FBXファイルをAssetsフォルダにインポートし、その後Scene上にドラッグアンドドロップ
テクスチャとAnimationTypeの設定をする
オブジェクトを選択すると左側にInspectorウィンドウが表示される。そこでModel→Selectを選択する
すると、以下の様な画面が出現するので、赤枠内に示したように設定する。
続いてRigを選択して、AnimationTypeをHumanoidとする。その後Applyを押せばOK。
(正常に設定されたかはRigのConfigureから確認することができる。)
VRM形式でエクスポートする
[VRM0]->[Export to VRM 0.x]を選択
いろいろと入力する項目が出てくるので、対応する。
画面に従って、必須項目をとりあえず埋めれば良い。
最後に
VRMLiveViewerを起動して作ったVRM形式のファイルを読み込むと、踊ります。自分で作ったものが動くと感動ですね。
右足がおかしいですね。ウェイトの調整が必要みたいです。
Supernoteのカバーを自作する
Supernoteのカバーを自作しました。 柔らかくて薄めのヌメの馬革を使った、ビジネスにもプライベートにも使えるシンプルなデザイン。 本体とカバーを接続するためのパーツを3Dプリンタで作っています。
Supernoteについてくる手帳型カバーは軽量薄型で良いのですが、少しダサいです。 加えて、ペン差しの部分がすぐにぼろぼろになってしまう構造です。
芯に薄いプラスチックフィルムが入っているのですが、それがバキバキに砕けてしまう。さらに砕けた破片が表面の生地を破ってしまい、ぼろぼろになるという負の連鎖です。
3DプリンタでUniスタイルフィットのペングリップを作る
ペンが細いと書くのが疲れる
SupernoteのペンをUniスタイルフィットの単色ホルダーに入れてみました。 ノック式で便利なのですが、軸が細い。 仕事の多くの時間をメモをとるのに費やしているため、これは何とかせねばと思い、対策をとることにしました。
ペングリップを買うくらいなら作ろう
いろいろとペングリップを見たものの、カラフルなものが多いことがわかりました。 たまに黒やグレーもあるのですが、高い。カラフルなものが100円、シックなものが400円程度もします。
しかも、鉛筆などを前提とした作りなんですよね。Uniスタイルフィットはもう少し細い。しかも先に行くほど細くなる形状なので、ぴったりはまるかもよくわからない。
ということで、自宅の3Dプリンタを久しぶりに稼働させることにしました。
モデル作成~印刷
FreeCADでSLTを作成して、その後G-Codeに変換して3Dプリンタに転送します。
単純な形状なので、モデリング自体は10分程度、印刷も20分程度で出来ました。楽ちんですね。
仕上げ
多少のバリをとった後に、できあがったものをペンに刺してみる。 うん、いい感じですね。
あとは全体的にやすりをかけて、積層痕を薄くし、ウレタンニスを塗装すれば完成です。
これで仕事がはかどる・・・かな。